長岡市少年スポーツ活動ガイドライン
NAGAOKA SPORT Compass
「NAGAOKA SPORT Compass(長岡スポーツコンパス)」は、こどもたちが安心安全に楽しくスポーツができる環境づくりを整備するため、令和元年に長岡市と長岡市スポーツ協会と加盟団体(競技団体・学校体育連盟・スポーツ少年団・地区スポーツ協会・総合型地域スポーツクラブ 他)が意見を出し合って策定しました。このガイドラインを活用し、スポーツを取り巻く環境をより良いものにすることを目指すだけでなく、「まちの未来はひとづくりにある」という「米百俵の精神」を、スポーツを通して具現化したいという願いを込め、長岡市、長岡市スポーツ協会、そして、市内でスポーツに関わるすべての関係者が、「スポーツによるひとづくり」を進めていきます。ぜひ、ご一読いたただき、活用いただきますようお願いいたします。(※別途冊子は各加盟団体へ配布しています。)
「NAGAOKA SPORT Compass」は、スポーツマンシップやフェアプレー、ケガや熱中症の予防、そして、スポーツ活動中の差別・体罰・ハラスメント問題の撲滅など、このガイドラインが示すスポーツ活動の輪が広まるように、プレーヤー、保護者、指導者、団体それぞれがスポーツに関わるうえで目指す姿=「コンパス」を定め、普及・啓発に努めています。
①平成30年10月に長岡市教育委員会が策定した「長岡市中学校部活動基本方針」のように活動日数や時間を制限 するものではなく、「スポーツによるひとづくり」の視点で子 どもたちの健やかな成長を目指すもの。
②形式的なガイドラインとならないよう、「長岡市スポーツ関係者全員の約束」として、長岡市スポーツ協会に加盟する 各団体の代表者のほか、冊子を使用する現場(子どもたちの指導者、保護者)の意見を取り入れて作成。
③子ども、保護者、指導者、競技団体のそれぞれの立場が「目指す姿」、毎年の目標と振り返りを記入する「記入編」、スポーツを楽しむ上で大切なことをまとめた「資料編」の3部で構成。
「目指す姿」として、子ども、保護者、指導者、競技団体それぞれの立場の具体的な行動指針を記載しました。
・プレーヤー:夢に向かって自ら考えて行動することや努力すること、仲間を大切にすること
・保護者:子どもの可能性を伸ばすために保護者の立場で大切にしてほしいこと
・指導者:子どもの可能性と活動意欲を持続し、尊敬される指導者の資質に関すること
・競技団体:信頼される組織としての在り方と、安心してスポーツできる牽引者に望むこと
・毎年の目標設定と振り返りの団体内での話し合いに活用する「記録編」
・競技団体およびチームや少年団は、年度毎の重点の決定や振り返りの話し合いの機会を設けることで、コミュニケーションが活発化
・個人は、自己目標の決定や振り返り、研修参加記録として活用
・継続的な有効活用のため、5年間の記録欄を設定
・スポーツを楽しむ上で理解しておきたいことのポイントをまとめた「資料編」
「トップアスリート・ジュニア選手の育成強化」「スポーツの愛好者の拡大」「ジュニアスポーツ活動の環境整備」を通してスポーツによるまちづくりを推進します。
①こどもたちに夢と感動を!
②市民誰もがスポーツ好きに参加できるまちづくり
③スポーツによる健康・体力づくりの推進
④ニーズに応じたジュニアスポーツ活動とスポーツマンシップに基づいたスポーツ活動の推進